告知画像の素材は、目立つだけでなく何を学ぶイベントかを補う役割を持ちます。
営業資料を扱う講座なのに、意味のない光やロボットが主役になると、具体的な内容が伝わりません。
このレッスンでは、講座の内容を表す文字なしの素材を作り、正確な開催情報を別の編集欄から重ねます。
素材と文字の役割を分けて、修正しやすい初稿へ進めます。
この記事で学ぶこと
- 講座内容を補う文字なし素材を生成する。
- 人物・ロゴを使う条件を確認する。
- 横長の初稿と編集設定を保存する。
内容を表す主役を一つ選ぶ
今回の素材は、営業資料のページを整えていく様子を表す三枚のスライドです。
見出しの役割、情報のまとまり、余白が見える簡潔な図版にします。
文字は後から正確に置くため、絵の中へ文章や日付を入れません。
講座で扱う作業を、少ない形で連想できる素材を選びます。
AIという言葉があるからといって、必ずロボットや光る脳を置く必要はありません。
今回の参加者が作りたいものは営業資料なので、スライドの方が完成物へ結び付きます。
道具のイメージと、参加後に取り組む仕事のイメージのどちらが役立つかを考えてください。
画像生成へ渡す指示には「営業資料のページが整理されている」「文字や数字はない」「装飾を少なくする」と書きます。
描き方はクリームと青緑の立体イラストを使いますが、これは教材上の選択です。
主催者のブランド規定がある場合は、その色や書体、ロゴの扱いが優先します。
素材の役割を一文で説明できなければ、生成する前に見直します。
「AIっぽくてかっこいい」だけでは、参加者がどの内容を期待するかを確かめられません。
今回なら「資料を整理して作る講座だと伝える」が、採用の基準になります。
指示文から文字なし素材を生成する
ChatGPTの会話へ、配布する工程別の指示文を貼ります。
新しい素材を生成するときは、主役、背景、配色、描き方、入れない要素を伝えます。
文字なしのスライド三枚を中心にし、日時、無料、講師名、実績の数字を絵へ追加しないよう指定してください。
生成した画像に意味不明な文字が混ざったら、そのまま小さくして隠すのではなく、文字をなくす修正を依頼します。
「ページ内の文字を単純な線と四角へ置き換え、スライドの枚数と配置、色は維持する」のように、変更する点と保つ点を分けます。
修正後は指定していない場所も確認します。
生成機能が利用できない場合は、アカウントの利用枠や案内を確認します。
待ち時間や回数が分からないまま何度も押す必要はありません。
配布素材を使って文字とサイズ展開を進め、自分で生成する工程は未実施として残せます。
利用可能になったら同じ指示で試してください。
画像が出たら、画像そのものを保存して開き直します。
画面全体のスクリーンショットでは、操作欄や余白が混ざることがあります。
採用画像と指示文を同じフォルダへ残し、会話上で見えている状態とファイルとして保存した状態を分けて確認します。
人物やロゴを使う条件を確認する
この練習では実在人物の写真や会社のロゴを使いません。
架空講師の名札を入れた人物画像も不要です。
実際の登壇者がいないのに、生成した顔を本物の講師のように見せると、誰が出演するイベントかを誤認させるからです。
図版だけで内容を示せる構成にします。
実案件で登壇者写真を使う場合は、主催者から提供された素材と、告知に使ってよい範囲を確認します。
写真を受け取ったことだけで、どんな改変や二次利用でも許可されているとは限りません。
切り抜き、背景変更、顔の加工などが必要なら、担当者と合意した範囲で行います。
ロゴも、色や縦横比、周囲の余白に指定がある場合はその規定へ合わせます。
生成AIへ描き直させると形や文字が変わることがあるため、正式な素材を使う方法を優先します。
今回の無料ツールはロゴの詳細規定を自動判定する機能を持っていません。
入れる場合は別途照合が必要です。
素材の記録には、提供元、使ってよい用途、確認した人、確認日を書きます。
権利や条件が分からない画像を、とりあえず仮置きしたまま公開しないでください。
確認待ちなら別の素材に置き換えるか、その部分を未完了として扱います。
主画像に元情報を入力する
配布した「告知画像編集ツール.html」を開きます。
最初は横長を選び、タイトルの二行、対象者、日時、時刻の基準、形式と費用、講師を元情報から入力してください。
「練習用・開催なし」は残します。
内容を覚えて手打ちするより、開催情報シートを見ながら一項目ずつ照合する方が確実です。
「素材を選ぶ」から保存したPNG・JPEG・WebPを読み込みます。
素材を入れると、文字の領域と図版の領域が分かれた初稿ができます。
見えない場合は画像ファイルかを確認し、ファイル名だけ変更したものを選んでいないか調べます。
内蔵の見本素材へ戻せるので、操作の問題と素材の問題を切り分けられます。
このツールでは画像をブラウザー内で扱い、外部サービスへ送信しない構成にしています。
ただし、共有PCへ保存すれば他の利用者がファイルを見られる場合があります。
実案件へ使うときは、保存場所と渡す相手も主催者の取り決めに合わせてください。
入力を終えたら、文字のはみ出し警告を確認します。
警告がある場合は、まずタイトルの意味を保って短縮できるか考えます。
元情報の日時や費用を短くしすぎて意味を変えないでください。
必要条件は残し、構図や文字サイズで調整します。
初稿の版と修正点を保存する
主画像の初稿ができたら、PNGと設定JSONを保存します。
PNGは掲載用の画像、JSONは同梱ツールで再編集するための記録です。
ツールは「練習告知_1200x630.png」と同名のJSONを保存します。
ダウンロード後、PCのファイル一覧でPNGを「練習告知_1200x630_横長v1.png」、JSONも同じ名前の末尾を「.json」にして改名します。
拡張子は変えません。
これで次に修正した版と区別できます。
保存した画像を開き直し、意図した内容が入っていることを確認します。
この段階では、原寸の文字照合と大まかな情報の順番を見ます。
日時が小さすぎる、図版が見出しより先に目立つ、講師の表記が抜けているなど、問題を具体的にメモしてください。
「安っぽい」「何となく違う」といった感想を、そのまま修正指示にしないようにします。
修正メモには場所、問題、変更後の状態、変えない条件を記入します。
例えば「下部の時刻を320px表示で読める大きさにする。日付と終了時刻、無料の条件は変更しない」と書けます。
変える内容がはっきりすると、ツールで直すべきか素材を生成し直すべきかも分かります。
生成画像がきれいにできたことだけで、告知全体が完成したとは判断しません。
主催者の条件が正しく載り、参加者が読み取れるかが合否です。
次のレッスンでは小さい表示で問題を見つけ、見出しと開催情報の強さを調整します。
実践課題
実践課題:横長の初稿を保存する
工程別の指示文から文字なしの素材を生成し、保存します。
利用できない場合は配布素材で進め、未実施を記録してください。
編集ツールへ開催情報を入力し、横長の初稿をPNGと設定JSONで保存します。
原寸で元情報と照合し、次に直す問題を一つ選びます。
- 文字なしの素材を生成または配布素材を使う。
- 横長へ元情報と素材を入力する。
- PNGと設定JSONを保存する。
完成例は「横長v1、タイトルと2030年6月12日の条件が一致。日時の縮小表示は次に確認する」です。
自己確認は、素材の役割を説明できるか、人物やロゴの利用条件を確認したか、初稿のPNGと設定を保存したかの三点です。
素材の生成完了と告知全体の完成を分けて記録してください。
自己確認
- 講座内容を補う文字なし素材を生成する。
- 人物・ロゴを使う条件を確認する。
- 横長の初稿と編集設定を保存する。
まとめ
内容を補う文字なしの素材を生成し、タイトルや開催条件を別の編集欄で配置しました。
素材の利用条件と保存した版を確認し、具体的な修正点を残します。
次は、小さい表示でも必要な情報を読めるよう、文字と余白を調整します。
- 講座内容を補う文字なし素材を生成する。
- 人物・ロゴを使う条件を確認する。
- 横長の初稿と編集設定を保存する。






