告知画像を照合し書き出す

画像が整ったあとも、保存先に古い版が残っていたり、正方形だけ修正前の日時になっていたりすることがあります。告知では条件の誤りが参加者の予定に影響するため、完成した画面だけで判断しないことが重要です。このレッスンでは三サイズの実ファイルを開き直し、元情報と照合します。再編集を試し、実際に公開する場合に残る確認も分けて記録します。

学習目標

保存した画像を元情報と照合する

ツールの画面ではなく、ダウンロードした三つのPNGを開きます。開催情報シートを横に置き、タイトル、対象、日付、開始と終了、日本時間、形式、費用、講師、練習表示を順に照合します。一枚だけ確認して他も同じだろうと扱わないでください。

画像の寸法もファイルの情報などで確認します。横長1200×630、正方形1080×1080、縦長1080×1350が保存されているかを見ます。見た目だけでは、縮小されたスクリーンショットや別の書き出し形式を取り違えても分かりにくいことがあります。

画像が開けない場合は、保存が完了したか、ファイルが画像形式かを確かめます。別の形式をPNGという名前に変えても中身は変わりません。ツールの保存操作から書き出し直し、ブラウザーのダウンロード一覧で保存された場所を確認してください。

誤りがあれば、元情報を変更するのか、画像側を修正するのかを区別します。今回は架空の正本に画像を合わせます。実案件で元情報そのものが変更になった場合は、主催者の確認を受けた新版を正本として、すべての制作物を更新します。

設定を開き直して更新を試す

編集ツールを別のタブで開き、保存した設定JSONを読み込みます。タイトル、開催条件、素材、選択したサイズが元の状態へ戻ることを確認してください。元のタブが開いたままでは、保存していない変更に気付けない場合があります。

再編集の練習では、日付欄を一時的に「更新確認」に変え、画像へ反映されるかを見ます。その後、保存した設定を再度読み込み、正しい2030年6月12日へ戻します。確認用の文字が入った画像は採用版にしないでください。文字を再編集できることと、正しい版へ戻せることを両方確かめます。

PNGとJSONの名前を対応させると、どの設定からどの画像を作ったかが分かります。画像だけでは、文字と素材が一枚になっているため、同梱ツールでそのまま各文字を取り出せるわけではありません。再編集するためには設定が必要という点を、引き継ぐ相手にも伝えます。

設定を読み込めない場合は、正しいファイルか、手作業で内容を壊していないかを確認します。元のタブが残っていれば保存し直します。形式が違う場合に拡張子だけ変えて読み込もうとせず、ツールのエラー表示を記録して原因を切り分けてください。

修正が全サイズへ反映されたか確認する

実際のイベントで日程が変わった場合、一枚を更新しただけでは作業は終わりません。横長、正方形、縦長、投稿文、申込みページなど、同じ情報を使う場所を一覧にし、どの版へ更新したか記録します。画像の修正と告知全体の更新を分けて考えます。

今回の練習では、設定を戻した後に三サイズを再び表示し、内容が一致することを確かめます。サイズを選んだときに入力内容が初期値へ戻ったり、別の設定を読んでしまったりしていないか見てください。変わっている場合は、採用する設定を特定してから再書き出しします。

ファイルを渡す際は「この三枚を使ってください」だけでなく、版番号と掲載用途を添えます。過去版と同じフォルダへ入れたまま一式を渡すと、受け取った人が古いものを選ぶ可能性があります。採用版を分け、比較用の旧版を掲載対象へ混ぜないようにします。

更新の確認者も記録します。一人で照合した場合は自己確認、主催者が確認した場合はその人と日付を書きます。AIによる照合の結果を、主催者の承認と呼ばないでください。確認した人と権限を分けることが、実案件での誤解を減らします。

公開する場合の確認を分ける

基本課題の画像は「練習用・開催なし」であり、申込みを受け付けるページへ公開しません。自分の実イベントへ使う場合は、架空情報をすべて置き換え、主催者の確認を受けます。開催日だけ変えて、架空講師や無料条件が残っていないかを確認してください。

申込み先のURLは、実際に使うページと一致するか確認します。QRコードを使う場合は、画像として存在するだけでなく、読み取った先が正しいかを別に検証します。今回のツールはQRコードを生成しないため、架空のQRらしい図形をAIに描かせて代用することはありません。

掲載した後は、実際の表示幅で文字が読めるか、サービスの切り抜きで条件が隠れていないかを確認します。公開権限がない場合は担当者へ確認を依頼し、未確認の状態を残します。ローカルのPNGが正しいだけで、実サービスの掲載まで確認済みとは言えません。

集客成果は別に記録します。画像を差し替えた後に申込みが増えても、告知文、配信先、開催テーマなどの影響があり得ます。画像だけが原因と決めつけず、どの条件で何を変えたかを残します。教材の合格を、満席や売上の保証にしないでください。

納品物と残る確認をまとめる

最終的に残すものは、三サイズのPNGと設定JSON、生成素材、指示文、開催情報、制作メモ、確認記録です。ファイル名と版が対応し、次の人がどこを更新すればよいか分かる状態にします。編集元を残すことも、単に美しい画像を作ることと同じくらい実務上の意味があります。

確認記録には、原寸の照合、320pxでの判読、192pxの追加診断、再編集、公開先での表示を分けます。今回の練習では、実サービスでの募集や共有は未実施と書きます。確認できた範囲を明確にすれば、後から実案件へ応用する際に必要な作業を特定できます。

素材生成を配布画像で代替した人は、生成工程を未実施として残します。配置や保存の練習ができたことまで否定する必要はありません。何を実行でき、どの工程が残っているかを正確に把握して、利用可能な環境で追加の練習へ戻ります。

継続イベントの制作では、日時の正本、写真の管理、確認者、版の付け方をチームでそろえると運用しやすくなります。関連noteは追加の構図や表現へ進む入口です。基本課題を終えるために購入する必要はありません。個別支援では、自社の制作物と更新で困る箇所を持ち込むと具体的に検討できます。

実践課題:三サイズを開き直して完成を記録する

三つのPNGを開き、寸法と全開催情報を元情報へ照合します。別タブで各設定JSONを読み込み、日付の一時変更と復元を試してください。PNGと設定、素材、指示文、確認表を採用版フォルダへまとめ、公開先での検証など未実施の項目を明記します。

完成例は「三サイズのv2が一致。原寸・320px・設定復元を自己確認。実イベントではなく、公開募集と集客成果は未確認」です。自己確認は、条件が全サイズで同じか、編集元から更新できるか、実施した確認と未確認を分けたかの三点です。最後に確認テストで判断を振り返ります。

まとめ:正しい版を更新できる形で残す

告知画像は、保存した実物を元情報と照合して完成させます。三サイズと編集元をそろえ、日程変更にも対応できることを確認しました。実際の公開、主催者の承認、集客成果は別に記録し、制作物の確認と混同しないようにします。

関連note

関連noteには有料記事を含みます。基本課題は本教材だけで完了できます。

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