元情報を確かめて、 案内文をつくる
伝える前に、確かめる。
社内案内を初めて作る人のための、読む・書く・答え合わせ。
30分の進め方 時間は仮の目安です
読む|9分
1〜3ページ:目標・元情報・完成例
書く|11分
4〜5ページ:誤りの訂正・案内の下書き
確かめる|10分
6〜8ページ:解答・実務の確認・振り返り
6項目を、元情報から探す
下の表を、この練習の基準として使います。完成例と練習1は元情報Aを参照します。すべて教材用の架空条件です。
| ID | 項目 | 元情報A |
|---|---|---|
| A1 | 名称 | 会議メモ整理の社内勉強会 |
| A2 | 日時 | 2026年11月12日 14:00〜14:30 |
| A3 | 対象 | 全社員 |
| A4 | 会場 | 3階会議室A |
| A5 | 申込期限 | 2026年11月10日 17:00 |
| A6 | 申込先 | 社内ポータル「学習申込」 |
照合は、この順番で
- 抜き出す — 名称・日時・対象・会場・申込期限・申込先を確認する。
- 移す — 数字と固有名詞を変えず、短い案内にする。
- 分ける — 書いていない情報を、勝手に足さない。
- 照合する — 案内と元情報を一項目ずつ比べる。
- 判断する — 必要な情報が欠けていたら確認し、公開を保留する。
完成文と、判断の理由を読む
元情報Aを案内へ移した例です。言い回しは一例ですが、6項目の内容は変えていません。
どこを、どう判断したか
| 確認箇所 | 判断の理由 |
|---|---|
| 日時・会場 | A2・A4と照合。以前の案内から流用しない。 |
| 申込期限・申込先 | A5・A6を省かない。申込先の名称も変えない。 |
| 録画について | 情報がないため、約束も否定も加えない。 |
五つの誤りを、訂正する
元情報A(2ページ目)と比較し、五つの誤りを見つけます。各欄へ「誤った内容 → 正しい扱い」を書いてください。解答はまだ見ません。
数字だけでなく、元情報にない約束にも注目してください。書き終えたら練習2へ進み、二つの練習を終えてから6ページ目で答え合わせします。
未確定の情報を、確認へつなぐ
元情報Bだけを使用します。Aの会場は流用しません。
内部下書き、主催担当者への確認質問、公開可否と理由を書きます。
| ID | 項目 | 元情報B |
|---|---|---|
| B1 | 名称 | 会議メモ整理の社内勉強会 |
| B2 | 日時 | 2026年11月12日 14:00〜14:30 |
| B3 | 対象 | 全社員 |
| B4 | 会場 | 未確定(主催担当者へ確認) |
| B5 | 申込期限 | 2026年11月10日 17:00 |
| B6 | 申込先 | 社内ポータル「学習申込」 |
表現より、判断の一致を確かめる
練習を終えてから読みます。文章が同じでなくても、条件と意味が合っていれば妥当です。
練習1|五つの訂正
- 日付:11月13日 → 11月12日
- 終了時刻:15:00 → 14:30
- 会場:3階会議室B → 3階会議室A
- 申込期限:11月11日17:00 → 11月10日17:00
- 録画:「録画を翌日に配布」を削除。根拠がなく、「配布なし」とも断定しない。
練習2|回答の一例
自己点検|各項目を「できた/見直す」で確認
- 名称・日時・対象・申込期限・申込先がBと一致している。
- 会場は確認中とし、Aから流用していない。
- 録画など、根拠のない補足を加えていない。
- 会場を尋ねる具体的な質問を書いている。
- 公開を保留し、必要情報の不足を理由にしている。
公開前の確認を、毎回同じ順に
この確認表は案内づくりの練習用です。実務では自社の配信・承認のルールに合わせてください。
| 確認すること | 確認結果 |
|---|---|
| 今回の正本と、その更新日が分かる。 | |
| 名称・日時・対象を正本と照合した。 | |
| 会場・申込期限・申込先を照合した。 | |
| 情報のない約束を加えていない。 | |
| 不明点を確認し、公開判断を記録した。 |
できたことを、次の一回へつなぐ
「分かった」で終わらず、回答と次の行動を短く残しましょう。
運営用|改訂・引き継ぎ記録
自社で使う際に記入します。空欄は担当や日程が確定している意味ではありません。